札幌国際情報高等学校との高大連携協定書調印式が行われました

平成30年12月25日(火)16時より、沙巴体育6号館2階理事室にて「北海商科大学と北海道札幌国際情報高等学校との高大連携協定書調印式」が行われました。

連携事業の概要(協定書より抜粋しました)  
(1)大学の学生(留学生を含む)と高校の生徒の相互交流と相互派遣
(2)教員交流
(3)高校が実施する授業?行事等への大学の教員?学生の派遣
(4)大学が実施する講義?行事等への高校の生徒の参加
(5)その他、目的を達成するために必要な連携事業

趣旨と内容は次の通りです。
 北海商科大学商学部(商学科と観光産業学科)は、「アジアの時代にアジアを学ぶ」を教育目標に据え、アドミッションポリシーに「国際交流」をキーワードに掲げ、中国や韓国の海外協定校の大学に海外語学留学プログラムをはじめとする特色ある教育活動を進めて参りました。
 また、札幌国際情報高等学校は、「世界の人々から尊敬されるグローバルシチズンとしての日本人の育成」を学校教育目標に掲げ、社会の変化に応じた特色ある教育活動を推進して参りました。
 この度は、昨今のインバウンドの顕在化、我が国および北海道における観光の基幹産業化への動向などを踏まえ、北海商科大学では異文化交流(語学を含む)を基礎とした観光産業学科を中心にして、札幌国際情報高等学校ではグローバルビジネス学科を中心として、相互に協議を重ねたうえで連携事業に取り組み、両校の教育?学習効果の向上を図りながら、特に北海道の地域と社会に優れた人材の育成を目指し、幅広い学びと交流を行うため、高大連携を締結することといたしました。
 主な内容といたしましては、北海商科大学商学部の観光産業学科の教員が札幌国際情報高等学校にて行う専門的な授業はもとより、海外協定校(中国?韓国)から派遣された交換留学生と札幌国際情報高等学校の高校生との異文化交流授業などを通して、グローバルビジネス学科を中心とした高校生に観光についての魅力を知り、将来へ一歩踏み出せるように努めます。また、札幌国際情報高等学校の高校生が北海商科大学にて実施する「体験プログラム」(中国語や韓国語の授業)に参加し、大学で学ぶことを通して、語学検定や観光業に関する各種の資格取得を目指すための取り組みを行うことにより、高校生の大学に対する興味や各種科目への探究心を引き出し、さまざまな価値観と多様な能力を持った人材の育成に努めることが出来ると考えています。
 さらに、教員の交流では、「社会に開かれた教育課程」をつくる観点から、相互に教育と研究?研修の向上に努める「教育交流プログラム」の構築に努めて参ります。
 上述の特色ある高大連携プログラムを実施するために、先ずは包括連携協定を締結し、2019年4月からは、北海道の観光、特に地域振興等に関する教育を中心に、北海道の将来に向けたグローバルな人材育成を目指し、様々な領域に渡る内容を想定した「高大連携プログラム」を実施していきます。