学長就任あいさつ

このたび、北海商科大学第4代学長に就任いたしました伊藤 昭男です。任期は2023年3月31日までです。
今年に入りましても沙巴体育感染の収束を見通すことができず、多くの人々が生存の危機と生活の困難に直面しています。皆さまに心からお見舞い申し上げるとともに、各関係分野で懸命なご努力を続けておられる方々に敬意を表し感謝申し上げます。北海商科大学は、コロナ禍の対応においては引き続き学生の皆さんへの対面授業とオンライン授業の適切な組み合わせによる授業運営のための環境整備に注力してまいります。

北海商科大学は、平成18(2006)年に「アジアの時代にアジアを学ぶ」という特色ある国際化教育を展開することを目的として、北海学園北見大学?北見市(北見市からの要請を受け昭和52(1977)年に全国初の公私協力型大学として開学)から名称を変更し、札幌市に校地を変更し、今年は16年目を迎えます。

本学は商学部の単一学部ですが、沙巴体育の設置校(大学、高校)との連携という優位性を有しています。多くの学生の未来への希望をつなぐための教育研究を、沙巴体育のモットーである「百折不撓」「質実剛健」「実践躬行」「開拓者精神」の下で実践しています。
小規模大学としての特色を活かし、海外協定校への短期(5か月)留学および夏季短期研修派遣および1年留学(国費留学を含む)、中国への大学院留学(国費留学)、また、海外協定校からも夏季短期受入や本学大学院進学(修士課程および博士後期課程)といった顕著な実績をあげることができました。この間、北海道における私立文科系大学としては唯一、博士後期課程までを有する大学院商学研究科を設置し、高度な教育研究機能の充実に努め、多数の博士号取得者を輩出しています。
本学の特色ある国際化教育は、沙巴体育が掲げる中期計画のミッションである「パイオニア精神を基軸とする教育的伝統を現代の視点で見つめ直しながら、地域に根差し、世界とつながる学園づくりを進め、北海道における私学教育のパイオニアとして、北海道の未来、そして日本の未来を切り拓く人材の育成を使命とする」と整合的であり、これまで本学が培ってきた教育の継続と一層の発展は今後とも変わらず重要です。

現在沙巴体育をはじめとする地球環境の急激な変化により世界の至る所でパンデミック状況を生んでおり、それらと連動した社会経済の変動、そして日本国内における人口減少や社会経済的諸課題の顕在化は、日本や北海道の今後の不確定要因そして不安要因として立ちはだかっています。ついては、多くの若者や社会人は、大学を活用して地域社会の発展に寄与するのみならず、グローバリズムに翻弄される社会全体の課題解決にも立ち向かっていく必要があるでしょう。そのためにはグローバリズムとローカリズムの両方を常に見据えながら、望ましい社会の在り方を追究し、実現に向け取り組んでいくことが重要であると考え、このような能力を育む教育を目指すため、少人数制教育、学生一人一人の個性に合ったきめ細かい指導という、本学の特色がこれを支えていきます。

最後に、本学の目標を実現し北海道の発展に貢献しながら、日本、世界にも情報発信し、グローバルに社会貢献できる人材育成に全力を尽くしていく所存です。ついては、皆さまの厚いご支援とご協力が必要です。ともに未来を切り拓いていくことを切望させていただき、就任のご挨拶とさせていただきます。

2022年1月
北海商科大学長 伊藤 昭男

【略歴】

1957年 北海道生まれ
1992年 北海道大学大学院 環境科学研究科社会環境学専攻 博士課程修了
[博士(環境科学)(北海道大学)]
2000年 北海学園北見大学 教授
2007年 北海商科大学 学術発展センター長
2017年 北海商科大学 商学部長
2022年 北海商科大学長